正式名称は「レオニクス大公国」。

 大公国という名の通り「大公」が君主として国を治めている。


 西方大陸クラルシアの北に位置しており、常に寒冷な地域。

 どれくらい寒いのかと言うと、国のほとんどの場所では、一年の半分以上の間、雪が降っているほど。

 また、冬になると毎年ひどい吹雪に見舞われる土地で、その吹雪を国章にもある「獅子」が荒れ狂う様子に例えたのが
国名の由来。

 元々、セントルウィアム国の三代目国王に「大公」の称号を授けられた公爵が、与えられた命令のもと国を成したのが始まり。
 寒冷な地域故に発展途上だった現レオニクス国の土地で、連れて来た部下と協力しながら、先住する者達との信頼を築いていき、国となった。

 「自身の国を持つことによって力を増し、反乱分子となる可能性がある」と当時のセントルウィアム国の大臣は懸念を抱いていたが実際にはその懸念も杞憂に終わる。
 結果、不毛の土地と言われていたこの北の地でも沢山の生き物が過ごしている。

 セントルウィアム国とその君主は、その国が世界に与えた影響から殆どの国で特別視されている。その中でもレオニクス国はセントルウィアムに命じられて生まれた国である故、特にその国を大事にする傾向にある。

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